【分譲賃貸マンションとは?】分譲賃貸の魅力を家賃と設備から徹底比較!

分譲賃貸マンションとは

賃貸マンションなのに、ジムや有線放送付いているなどの物件があるってご存知ですか?
このような設備が充実されているマンションはもしかして「分譲賃貸マンション」かもしれません。

分譲賃貸マンションとは、元々分譲マンション(部屋ごとに所有権を分割して販売されたマンション)として販売された物件を、購入者が賃貸として貸し出している物件のことをいいます。
その中身や設備はもちろん物件によって様々な違いがあるのですが、やはり最初から賃貸として建てられている物件と比べると、分譲賃貸マンションの方が優れていることが多いです。

そこで今回は、この「分譲賃貸マンション」と「賃貸マンション」のどちらにも住んだ経験のある筆者がリアルな視点でそれぞれの違いをご紹介します。

分譲賃貸マンションの特徴

分譲賃貸マンションの特徴

筆者が一時期住んでいたのは、総戸数が100戸オーバーの、全国に展開する某有名分譲マンションブランド名が冠された物件でした。

先ほど述べたジムや有線放送などの設備に加え、各部屋には来客を確認できるTVモニター付きのインターホンも付いていました。

また、それだけではありません。
日中には管理人さんが常駐しており、機械式の立体駐車場もありました。

極め付けには耐震構造で、外観はタイル張りで重厚感のあるデザイン・・・。
もうひとつひとつを挙げていけばキリがありません。

もちろん個々の設備だけを見た場合には、普通の賃貸マンションに備わっていてもおかしくないものもありますが、これらが全て一同に集約されている物件は、普通の賃貸ではなかなかお目にかかることができないのではないでしょうか。

そして今振り返ってみると、1番違いを感じるのは壁の厚さです。

この後、筆者は普通の賃貸マンションに引っ越すことになるのですが、そこに住んで間もないうちから、分譲賃貸マンションに住んでいたときには全く気にならなかった「隣人の気配」をとても敏感に感じるようになりました。

分譲賃貸マンションに住んでいたころには壁伝いに人の物音がするなんてことは全くなかったため、当たり前過ぎて壁の厚さなど意識していませんでした。

引越してから改めて、分譲マンションの造りの良さを実感することになった経験でした。

分譲賃貸はどうして同じ「マンション」なのにこんなに違うのか?

分譲賃貸マンションと賃貸マンションの違い

実は、それは住み方の前提に次のような違いがあるからです。

賃貸マンション

「一時的な住まい」として利用されることが多いので、建設の段階から住まいそのものの質より利便性の高い立地に重点が置かれており、そのためコストの面から設備の質は比較的抑えられがちです。

分譲マンション

「一生暮らすため」や「投資目的」として個人に購入される場合が多いため、資産性が意識され、設備の仕様も充実した内容のものが求められる。
賃貸に出されているものは、もともと不動産投資を目的として購入された場合や、所有者が転勤などで住めなくなってしまった場合が多いです。

分譲賃貸マンションのデメリット

賃貸マンションのデメリット

これらを見ると、一見分譲賃貸マンションの方が良いことずくめのように思えてきますが、そうとも限らない部分もあります。
例えば次のようなポイントは通常の賃貸マンションに比べるとデメリットに感じられることがあります。

問い合わせ窓口、対応の良さ

通常の賃貸マンションの場合だと、不動産会社や持ち主が一棟を丸ごと管理している場合が多いので、周囲で何かトラブルがあった際にも窓口が一本化されておりスムーズに対応してもらえます。

一方、分譲賃貸の場合はオーナーが部屋単位で違っていたり、購入者が中心となって結成されているマンションの管理組合との兼ね合いを考えたりする必要があったりするため、スムーズな対応が期待できない場合があります。

審査や条件

不動産会社が間に入ることで一定の基準が設けられている通常の賃貸の場合と異なり、分譲の場合は入居にあたっての審査や条件が個別のオーナーによって大きく違うことがあります。

実際、筆者の場合は借りる際に保証人の条件が厳しく設定されており、契約に至るまでが難航しました。

部屋の所有者と借り手との間の個人的な契約よりも、マンション全体の取り決めである規約内容の方が優先されるので、所有者との契約とマンション規約の2つを知らなければならないためです。
また、借り手にも影響が出ることを決める際に、投票権が入居者に与えられず、所有者の意見が重視されるケースもあります。

家賃

やはり分譲の場合は設備がいい分、周囲の相場よりもかなり家賃が高めに設定されていることが多いようです。

まとめ

分譲にはデメリットもありますが、購入しないと得られないような憧れのクオリティが気軽に手に入る点は捨てがたいですよね。
グレードや立地、家賃など何を優先するかは人それぞれですが、その優先順位によっては通常の賃貸マンションより分譲の方が合う、ということもあります。

新たな住まいを探すなら、「分譲賃貸マンション」を選択肢のひとつに加えてみるのもおすすめです。

分譲賃貸マンションとは